釧路の自然など

春採公園の花などを紹介してます。 まったくの素人で、公園の看板や図鑑、パンフ、釧路叢書などが頼りです。

ノリウツギ(サビタ)

 この時期のノリウツギの花は少し寂びた(ダジャレかなぁ)感じで美しいと思いませんか。

 Wikipedeiaによると「花は枯れてからも茶色くなって翌年まで残る。そのため、和歌山県南部の山間部では娘を嫁に出すときに「ノリウツギの花が無くなるまで帰るな」と言って送り出す地域があるという」だそうです。

 また、あるアイヌの若者か美しい娘に恋をした。恋心を打ち明けられた娘は「このサビタの花が散る時がきたら…」と返事します。若者は燃える思いで待ち焦がれた。しかし、花は枯れ果てても落ちずいつまでも残ったままだで、その恋は実らなかったと言う話です。(日本パークレンジャー協会HP)

 わが釧路市出身の原田康子の小説にも「サビタの記憶」がありますね。

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